相性の良し悪しはもちろんのこと、当然ながら弁護士の実力というのも人によって違っています。これを判断することが出来るのも、やはり法律相談での説明の仕方、ということになります。法律相談においてはいくつかポイントがあり、これを満たしているかどうかを判断の基準としてみると良いでしょう。

まず1つ目のポイントとなるのが「不利な点の説明」です。自分が明確に正しいという場合については別ですが、民事における法律の係争においては、どちらか一方だけが正しい、というわけではない事が多いのです。その場合、クライアントにとって有利な点を説明して仕事を取ろうとするのではなく、不利な点をしっかりと説明し、この法律係争によってどのようなリスクが発生する可能性があるのか、ということを理解させてくれる人であることが重要です。

これと同様に、選択肢を示して最終的な判断をクライアントに委ねる人であることも求められます。何でも自分の判断で進めてしまう弁護士は、一見すると敏腕で有能なように見えますが、実際にはそうではありません。弁護士の仕事はクライアントの利益の追求であり、クライアントの意向が二の次になっているようでは有能であるとはいえないためです。